こんにちは。Webサイト制作をご検討されている方で、制作会社に依頼した場合、難しい用語を使うことがよくあると思います。難しい用語や理論に戸惑うこともあるかと思いますが、この記事を読んでいただくことでその不安を払拭し、Webサイト制作に対する理解を深めていただければと思います。

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Webサイトの種類に関する用語

Webサイトにはさまざまな種類があります。以下にいくつか代表的なWebサイトの種類とその説明を挙げてみましょう。

  • ・ランディングページ
  • ・コーポレートサイト
  • ・ブログ
  • ・ECサイト
  • ・ポータルサイト

ランディングページ

主に特定の商品やサービスのプロモーションや販売促進を目的として作られた単一ページのサイトです。訪問者が入口からすぐにユーザーアクションを起こすことを促すデザインが特徴です。

コーポレートサイト

企業や団体の紹介や情報提供を目的としたオフィシャルなWebサイトです。企業の理念、商品・サービス情報、採用情報などが掲載されています。

ブログ

日記的な形式で、個人や企業が情報や考えを発信するためのWebサイトです。記事投稿が頻繁に行われることが多く、読者とのコミュニケーションが重視されます。

ECサイト

商品やサービスをオンライン上で販売するためのウェブサイトです。ショッピングカートや決済システムが備わっており、商品の購入をスムーズに行えるように工夫されています。

ポータルサイト

検索エンジンやニュースサイトなどのように、さまざまな情報やサービスへのアクセスを提供するWebサイトのことです。利用者が必要な情報に簡単にアクセスできるようにまとめられています。

これらは代表的なWebサイトの種類ですが、実際にはさらに多くの種類があります。Webサイトを制作する際には、目的に応じて最適な種類を選択することが重要です。

Webサイトの制作時に使う用語

Webサイトの制作に関連する用語を説明します。

  • ・ドメイン
  • ・サーバー
  • ・WordPress
  • ・ブラウザ
  • ・SSL
  • ・HTML
  • ・CSS
  • ・Figma
  • ・Photoshop
  • ・XD
  • ・トップページ
  • ・下層ページ

ドメイン

Webサイトのアドレスを識別するための名称です。例えば、”example.com”や”company.co.jp”がドメインになります。

サーバー

Webサイトをインターネット上で公開するためのコンピューターのことです。Webサイトのデータが保存されています。

WordPress

Webサイトを簡単に作成・管理できるオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。
世界中のWebサイトのほとんどがWordPressで制作されています。

ブラウザ

インターネット上のWebページを閲覧するためのソフトウェアです。代表的なものには、Google ChromeやMozilla Firefoxがあります。

SSL

Webサイトのセキュリティを向上させるための技術です。通信を暗号化し、第三者によるデータの盗み見を防ぐ役割をしています。

HTML

Webページを構成するためのマークアップ言語です。文章や画像などの要素を記述します。
HTMLは主にマークアップエンジニアがHTMLのコードを記述します。

CSS

Webページのデザインを指定するスタイルシート言語です。HTMLで記述した文字の大きさや色、配置などを制御します。

Figma

UI/UXデザインを行うためのオンラインツールです。Webサイトやアプリのプロトタイプを作成できます。最近ではFigmaがデザインツールの主流になってきています。

Photoshop

Adobeが提供する画像編集ソフトウェアです。Webデザインや画像編集に使用されることが多いです。

XD

AdobeのUI/UXデザインツールです。プロトタイピングやデザインシステムの作成に使用されます。

トップページ

Webサイトの最初に表示されるページです。サイトの概要や主要な情報が掲載されます。

下層ページ

トップページ以外のページです。詳細な情報や補足コンテンツが掲載されます。

これらの用語を理解することで、Webサイト制作に関する基本的な知識を身に付けることができます。

Webサイトの分析に関する用語

  • ・コンバージョン
  • ・直帰率
  • ・離脱率
  • ・ページビュー
  • ・アクセス解析

コンバージョン

コンバージョンは、Webサイト上で設定された目標を達成することを意味します。例えば、商品購入、申し込み、資料請求などがコンバージョンになります。コンバージョン率は、Webサイト訪問者の中で目標達成がどれだけ成功したかを示す指標です。

直帰率

直帰率とは、Webサイトに訪れたユーザーが1ページだけ見てサイトをすぐに離れてしまう割合のことを指します。直帰率が高い場合、ユーザーがサイトに不満を持っている可能性があります。

離脱率

離脱率は、特定のページでサイトを離れる割合を示す指標です。例えば、購入手続きを途中でやめてしまうページの離脱率が高い場合、改善の余地があると言えます。

ページビュー

ページビューとは、Webサイトのページが閲覧された回数のことを指します。訪問者が同じページを何度も見た場合でも、それは複数のページビューとして数えられます。

アクセス解析

アクセス解析とは、Webサイトのアクセスデータを分析し、訪問者の行動やサイトのパフォーマンスを評価することです。アクセス解析を行うことで、改善点や成功と失敗の要因を見つけることができます。

Webサイトの集客に関する用語

  • ・SEO
  • ・インデックス
  • ・クローラー

SEO

SEOは、検索エンジン最適化のことであり、Webサイトが検索エンジンの検索結果で上位に表示されるようにするための施策のことです。キーワード選定やメタ情報の最適化、コンテンツの質の向上など、さまざまな手法があります。

インデックス

インデックスとは、検索エンジンがWebサイトをクロールして収集した情報を保存し、検索対象とするためのデータベースのことです。インデックスに登録されたWebページは、検索結果に表示される可能性が高くなります。

クローラー

クローラーは、検索エンジンがWebを巡回して情報を取得するためのプログラムのことです。クローラーがWebページを巡回し、情報を収集した後、それをインデックスに登録します。

Webサイトに関する用語を理解するメリット

Webサイトに関する用語を理解することにはいくつかのメリットがあります。まず1つ目は、ホームページ制作などの仕事を専門家に依頼する際に、専門用語を理解していることでスムーズなコミュニケーションが可能となります。制作会社が提案する内容や技術的な説明を正しく理解できるため、意思疎通が円滑に行われ、期待した成果物を得やすくなります。

2つ目のメリットは、Webサイトの運用や管理を行う際に大きな助けとなります。自身で更新や修正を行う場合、HTMLやCSS、SEO、ホスティングなどの用語を理解していれば、より効果的な改善や修正ができるだけでなく、問題発生時に適切な対処ができるでしょう。

さらに、3つ目のメリットとしては、Webサイトに関わる業界情報やトレンドを把握しやすくなる点が挙げられます。専門用語を理解することで、新しいテクノロジーやマーケティング手法にも迅速に対応でき、自身やビジネスの競争力を高めることが可能です。

用語理解は、Webサイト制作や運営に携わる上で非常に重要な要素であり、その重要性は今後ますます高まることが予想されます。

まとめ

これまで解説してきたWebサイト関連用語はSEO対策、コンテンツマーケティング、リンクビルディングなどです。SEO対策は検索エンジンで上位表示されるための施策、コンテンツマーケティングは魅力的なコンテンツを活用した集客方法、リンクビルディングは他サイトからのリンクを増やして評価を向上させる手法です。専門用語を理解することでWebサイト運営の効率化や成功につながります。専門用語を学ぶことで、自身のウェブサイトを改善する際や他者とのコミュニケーションがスムーズになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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