こんにちは、皆さんはSSLという言葉はご存じでしょうか?ホームページを制作会社に依頼したりするときに打ち合わせでSSLの件について話があったりするかと思いますがホームページに詳しくない方はSSLってなに?って思う方がほとんどではないかと思います。この記事ではSSLについてわかりやすく解説しています。さらに無料SSLと有料SSLの違いについても解説しているので是非最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
そもそもSSLってなに?
SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上で情報を安全にやり取りするための暗号化プロトコルの一つです。つまり、SSLはウェブサイトとユーザー間の通信を暗号化して保護するために使われます。
ウェブサイトがSSLを使用しているかどうかは、URLの先頭に「https://」が付いているかどうかで判断できます。安心して情報を入力したり、オンラインショッピングをするためには、SSLが適切に設定されたウェブサイトを利用することが重要です。
SSL設定をしないとどうなる?
SSL設定をしなかった場合、ウェブサイトへアクセスする際にデータが暗号化されずに送受信されるため、第三者によるデータの盗み見や改ざんのリスクが高まります。これにより、クレジットカード情報や個人情報などの機密情報が第三者によって傍受される可能性があります。また、SSL設定がされていないサイトは検索エンジンによって信頼性が低いと判断され、検索順位が下がる可能性もあります。そのため、SSL設定を行うことで、ユーザーの情報を保護し、ウェブサイトのセキュリティを向上させることが重要となります。
無料SSLと有料SSLの違いについて
SSL証明書は、ウェブサイトとユーザーの間の通信を暗号化し、セキュリティを確保するために使用されます。無料SSLと有料SSLの違いは以下の点です。
- 1.価格
- 2.認証レベル
- 3.サポート
- 4.保証額
1.価格
無料SSLは、一般的に無料で提供されますが、有料SSLは一定の料金が必要です。有料SSLは、より高度な機能や信頼性が求められる場合に適しています。
2.認証レベル
有料SSLには、ドメイン認証、組織認証、拡張検証などさまざまな認証レベルがあります。一方、無料SSLは通常ドメイン認証のみを提供します。
3.サポート
有料SSLには、専門家によるサポートが含まれている場合がありますが、無料SSLにはサポートが限られていることがあります。有料SSLは、問題が発生した際に迅速な対応が期待できます。
4.保証額
有料SSLは、一定の保証額を提供することがあります。これは、証明書に問題があり、ユーザーが損害を被った場合に備えた保証です。無料SSLには保証額がない場合が多いです。
総合的に言えば、重要な情報を取り扱うサイトやオンラインショップなど、セキュリティが特に重要な場合は有料SSLを選択することがおすすめです。一方、一般的なブログや情報サイトなど、セキュリティ要件が低い場合は無料SSLでも十分な場合もあります。ご自身のサイトのニーズや目的に合わせて、適切なSSL証明書を選択してください。
有料SSLにするメリットとデメリットは?
有料SSLのメリット
- ・セキュリティ強化
- ブランド信頼性
- 検索エンジンランキング向上
セキュリティ強化
有料SSLは、データの暗号化と送信先の認証を行うため、情報の盗聴や改竄からサイトを保護します。
ブランド信頼性
有料SSL証明書には発行元の信頼性が高く、訪問者に安心感を与える効果があります。
検索エンジンランキング向上
Googleなどの検索エンジンは、SSL対応サイトを好んでランク付けする傾向があります。
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有料SSLのデメリット
- ・費用負担
- ・更新手続きが必要
費用負担
有料SSL証明書は無料のものに比べて料金が発生するため、サイトを運営している者にとって負担となることがあります。
更新手続きが必要
有料SSL証明書は期限があり、有効期限切れ前に更新手続きを行う必要があります。
有料SSLを導入することによって、安全性と信頼性が向上し、検索エンジンによる評価も上がるメリットがありますが、費用負担や定期的な更新手続きの必要性というデメリットも考慮する必要があります。しかし、セキュリティを重視する場合や信頼性を高めたい場合には、有料SSLの導入が推奨されることが多いです。
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UTAKATA企画が提供している保守管理のサービスにはSSL設定のサポートも含まれています。月額1万円で、お客様に安心して全てお任せいただける保守管理サービスを提供しています。Webサイトやオンラインシステムの安全性を確保しながら、お客様の負担を軽減し、プロフェッショナルなサポートを提供いたします。
まとめ
SSLは、ウェブサイトとユーザーの間の通信を暗号化して安全にする技術です。無料SSLと有料SSLの違いは、信頼性や保証範囲などが挙げられます。無料SSLは証明書発行元が違っても提供されるもので、一方、有料SSLは信頼性や保証範囲が高く、企業やECサイトなど信頼性が重視される場面で利用されます。いかがだったでしょうか?この記事を読むことで少しでもSSLのことを理解していただけると幸いです。最後までご覧いただいきありがとうございました。